矢嶋剛のJob Graphics へ
ようこそ

矢嶋剛のJob Graphics は、
『マーケティングは正直バナナ』等の
著者、矢嶋剛
Takeshi Yajima
経歴 career や職能 faculty
紹介するキャリア・サイトです。

この顔矢嶋剛のキャリアです。

矢嶋剛 Takeshi Yajima のバストアップの写真です。滝の前でにっこり笑っています。彼は著者であり、作家で、矢嶋ストーリーを営んでいます。マーケティング・1コイン・シリーズ15冊を書きました。國學院大學経済学部で流通論を教えています。Yajima,GoさんやYajima,Tsuyoshiさんは別人です。

あの? 日経産業消費研究所の?

日本版ECRスコアカードの?

矢嶋ストーリーを始めたって?

中心でお送りします。

それではGraphic(絵図的)
メニューからどうぞ!

こんな感じで
では さっそく

1.履歴一覧 教育歴も

あらためまして こんにちは
矢嶋剛 Takeshi Yajima です。

このサイト、Job Graphicsで
わたしのキャリアを紹介しようと
思います。

2016年に戦略コンサルティングを
卒業し、矢嶋ストーリーという
個人プロジェクトを始めました。
(公式サイトへ

目的は、お客様にするヒントの
デリバリー。1冊500円の電子書籍を
書いて、作って、配信しています。

では、経歴です。以下で学び、
以下の仕事をしてきました。

文学士・社会学修士
 (慶應義塾大学,ライフスタイル論)
経営学修士・博士課程満期退学
 (青山学院大学,医薬品流通論)

慶應・院修了後、
日経産業消費研究所(消費者行動)
流通問題研究協会(日本版ECR)を経て
(研究業績は…作成中です。
知を生かすため2002年6月に独立。
お客様を実現するコンサルティング
をスタートさせます。

2003年2月、ブリッジQを創立。
代表に就任します。以後、戦略の
立案・浸透・展開に奔走。

2015年9月、多くのみなさんに
お客様(=マーケティング)を
届けるために、マーケティング・
ストーリーの執筆を本格的に開始。

同時に、執筆内容の中立性(=クライ
アントのためではない!)
を保つために
コンサルティング卒業を決意。
宣としてブリッジQを閉じました。

そして、個人プロジェクト、
矢嶋ストーリーを起動。
楽しく、わかりやすく、おもしろい
マーケティングの本(電子書籍)を
書いて、作って、配信しています。
すでに作品もいくつか。

・マーケティングは正直バナナ 
・気持ちマッピング 
・ボスと会社とお客と習慣 

などを
1冊500円(=誰でも!価格)
出版させていただきました。

2003年から、
大学等で講義も担当しています。
教育歴(年度)は以下の通りです。

・國學院大學(03年~)
 流通論。経営学特論:PBL(15~18年)
・雇用・能力開発機構(04~08年)
 離職者訓練(マーケティング全般)
・職業能力開発総合大学校(06~08年)
 指導員研修(マーケティング全般)
・港湾カレッジ横浜港(08年)
 マーケティング実習
・東京国際大学(13~16年)
 マーケティング・コミュニケーション論
・日本農業経営大学校(18~22年)
 講師(食農連携マーケティング)

と履歴書的には、こんな感じなのです
が…、経歴だけでは「仕事ぶり」は
見えません。そこで、仕事の中味を
当時の資料とともに、グラフィックに
ご案内します。

まずは研究所での研究業績を。題して
「画像でみるシンクタンク期」。
では、どうぞ

2.画像でみる シンクタンク期

慶應・院から日経産業消費研究所、
流通問題研究協会までの軌跡を、
シンクタンク期と称して記します。
とくに注目された5つの仕事を
ご紹介します。

カラフルなイラストが載っています。イラストのタイトル「状況準拠的ライフスタイル論」です。タイトルの下に、人間観識の変化を促すイラストが載っています。左端にオレンジ色の正方形1つ。足下に「従来の人間観」cf.態度の一貫性の文字。そこから右端に矢印が延びています。その先には、色の異なる正方形が重なる正方形群が見えます。その周囲には「本当の人間像」「外界(状況)に柔らかに順応」の文字が見えます。このイラストはライフスタイルの概念を〇〇型的なワンパタンではなく人十色であることを訴えています。

慶應義塾大学・大学院(社会学)では、
新しいライフスタイル論にチャレンジ
しました。それまでの言説は、態度の
一貫性に基づく類型論(あなたは〇型)
常識でした。その人間観の根本に疑問を
呈したのです。人は状況に応じて態度も
行動もポジティブに変える。この仮説を
状況準拠的ライフスタイルと称し研究。
その存在を意識調査で実証しました。
ライフスタイルは、今もわたしの大きな
関心事です。
(ですからずっと観察調査。出会ったライフ
 スタイル、『観察調査のすすめ』にも →

「図表3 1年間の訪れた繁華街間の関連」と題した図が載っています。図は数量化Ⅲ類(対応分析とも)で消費者の「よく行く街」の相互関連性を分析した結果を表しています。二子玉川と自由が丘に行っても代官山や恵比寿には行かないという結果が載っています。図のキャプションに「矢嶋剛(1992)『購買空間としての繁華街利用』」と書いてあります。

さまざまな消費者行動をいろいろな
データ解析法で分析してきました。
これは都内在住者の来街行動の分析
結果です。数量化Ⅲ類(≒対応分析)
「よく行く街」の回答を解析すると、
鉄道路線図に似たマップに。消費者の
来街行動に強い地理的近接性が認め
られたのです。今にして思えば交通系
ビックデータ分析の先駆けでした。
「購買空間としての繁華街利用」日経消費
経済フォーラム99号(1992年)
に収載。
(当時がエリア・マーケティング1.0。今3.0。
 で『地域発展の原理と8つのプラン』→

「図表4 個別ブランドの評価(純粋想起した企業ブランド別)」と題した表が写っています。トヨタ自動車を純粋想起した人は日産自動車を純粋想起した人に比べてクラウンなどのトヨタ者を高く評価しているかを分析した結果が載っています。表のキャプションに「矢嶋剛(1998)『個別ブランドと企業ブランドの関係性』」と書いてあります。

ありがちな分析、ブランドAとBの
比較ではなく、ブランドの構成要素、
個別ブランドと企業ブランドの関係を
乗用車を例に分析しました。消費者の
評価に基づく、ブランドの内部構造を
分析したのです。量的データ(数値)
質的データ(:ブランドに対する自由
記述回答。つまりテキストデータ)

ハイブリッドに分析しました。
「個別ブランドと企業ブランドの関係性」
日経広告研究所報,第178号(1998年)

に収載。

1998年9月17日付けの日経流通新聞に載った記事の一部です。見出しに「企業の物流・情報システム 効率化度合い5段階評価」「通産省が統一基準」「在庫管理など15項目」とあります。通産省(当時。現・経済産業省)の担当官が日本経済新聞社の取材に答えた内容が記事になっています。日本版ECRスコアカードの誕生を報じた記事で、業界で話題になりました。

1990年代、日本は電子データ交換
(EDI)を基盤とする消費者起点流通の
構築へ動き出しました。その進捗度の
測定法を開発するよう通産省(当時。
現・経済産業省)
から依頼が…。そこで
卸売業の最新物流センターの機能を
詳細に分析し、センター機能のEDI化と
連結可能性を評価する方法論を開発。
手法は、日本版ECRスコアカードと
して新聞等で紹介され、業界の話題に
なりました。

1999年11月9日付けの日経流通新聞(:現・日経MJ)の流通論壇の紙面です。大見出しに「小売り主導で製配販提携」、小見出しに「ストアブランドの育成」と書いてあります。『中小流通業 革新への挑戦』(日本経済新聞社,共著)の中の「ストアブランド育成に向けた製配販提携」(矢嶋剛 Takeshi Yajima 1998年)の要約を日経流通新聞(:現・日経MJ)に寄稿しました。

「小売業の真価を仕入基準の厳格化と
公開で発揮して!」なマーケティング
提案を書きました。先行事例として、
環境ホルモンを使用した商品の仕入れ
拒絶を宣した株式会社カタログハウス
(東京・渋谷区)を取材。その素晴ら
しさを論理として再構成したのです。
論は『中小流通業 革新への挑戦』(日本
経済新聞社)
に収載。論旨は日経流通
新聞・流通論壇(1999年11月9日)

紹介されました。

続いて、戦略コンサルティングを
していた当時の代表的な仕事を
「画像でみるコンサルティング期」と
題して記します。マーケティングで
コミュニケーション(=お客様
戦略立案と組織浸透)
なチャレンジ、
いろいろです。

3.画像でみる コンサルティング期

独立して起業したブリッジQ時代に
成した仕事です。

株式会社ブリッジQの公式サイトのトップページをかつて飾った風景写真です。美しい山々から流れる美しい清流。それはマーケティングの知が学びという川によって多くの人のもとへ届くイメージにも似ています。ブリッジQは2015年に解散したので、この写真を見ることはもうできません。

この写真、ブリッジQの公式サイトの
トップページを飾りました。この雰囲
気、やさしく、清々しくて、奥深い。
そんなマーケティング(お客様)、
その知恵(=Q)を橋渡し( )。
そのために興した小さな会社、それが
ブリッジQでした。オフィスの中に
「マーケティングの庵」という図書館
のようなスペースも作りました。
(蔵書の一部を『マーケティング迷著案内』で
 紹介させていただきました。 →

本のページの一部分です。「6章 医薬品卸売業の物流・情報システムの現状と問題点」という柱の下に表が載っています。「表5 医薬品卸売業のサービス水準」と題した表です。医薬品卸売業が時間指定配送を指定時間±15分でどれだけ実施しているか等の実態調査の結果が日用雑貨卸売業や加工食品卸売業と比較できる形で示されています。表のキャプションには「矢嶋剛(2003)『医薬品卸売業の物流・情報システムの現状と問題点」、片岡一郎・嶋口充輝・三村優美子編著『医薬品流通論』」と書かれています。

ご縁があって、医薬品流通のコンサル
ティングをさせていただきました。
きっかけの1つが、『医薬品流通論」
(共著)への執筆です。このときは、
医療用医薬品、日用雑貨、加工食品の
流通システムを比較しました。
『医薬品流通論』片岡一郎・嶋口充輝・
三村優美子編著,東京大学出版会,
2003年。韓国でも出版されました。

学術論文の一部です。柱に「青山経営論集 第46巻 第3号」とあります。その下に概念図が描いてあります。図のタイトルは「図1 企業と消費者の文脈共有システム」です。企業の関係者α、企業β、消費者γ、消費者の関係者δの間で認識のベースになる文脈がどう混じり合っていくかがコミュニケーション。モデルとして描かれています。この図の下に「図2 企業と消費者による文脈共有の位相」という図も見えます。このページのキャプションには「矢嶋剛(2011『企業と消費者の文脈共有過程と需要創造』」と書かれています。

消費者と企業のコミュニケーションは
どうあるべき? 優れたマーケティン
グ・コミュニケーションとは? 手本
はワイン販売にありました。ヒントは
映画にありました。そこで文脈共有の
不完全性という視点を打ち立て、需要
創造につながるコミュニケーションの
プロセスをモデル化。以下がその学術
論文。参考文献がユニークです。
「企業と消費者の文脈共有価過程と需要創
造―文脈共有の不完全性に注目して―」青
山経営論集,第46巻第3号,2011年。

(この論文をベースに、コミュニケーション論
 を書きました。おしゃべりの時代が来ます。
 →『認識の交歓というアレ』

文字と線をつないだちょっと複雑な図が描かれています。図のタイトルは「マーケティング・ファシリテートの実践イメージ(システム風ロードマップとして)」です。経営者と働き手を、お取引先様そしてお客様の4者を結ぶコミュニケーションの理想的なあり方が描かれています。図の説明書きには「マーケティング・ファシリテートの概念図です。株式会社ブリッジQ時代に制作。(矢嶋剛)」と書いてあります。

この図は、社内コミュニケーションの
重要性を描いています。経営者が描く
戦略。組織にしっかり浸透しなければ
成功は難しい。では、どうやって浸透
させる? 浸透を把握する方法は? 
これからの経営は第一線発の軌道修正
が不可欠。だからやってみませんか?
という提案の図なのです。
(たとえばAIとの対峙。大胆な発想は社長
 室から? →『AI 300字ストーリー』

机の上に置かれた1冊の本が写っています。本は右綴じのの横長の本です。絵本のようにも見えます。日の光がしっかりあたっているので表紙がはっきり見えます。表紙はの上4分の3は白で、下4分の1が赤です。白の部分には黄色のバナナの房のイラストが大きく描かれています。バナナのイラストの上には本のタイトル「Marketingは正直バナナ」と書かれています。ほかに「やじまたけし、いしかわひろこと、こじゃる」と書かれています。

2004年から4年間、再就職を目指す
方々のマーケティング研修をお引き受
けしました。「なんの話をするの?」
「ほんとうに役に立つ?」「抽象的な
話はやめてね」な目線(大好きです)
中、具体と論理とスキルをご提供しま
した。大好評の研修の中身を絵本風に
仕立て直したら、ワォ、写真のような
カワイイ本になりました。
(今は電子書籍で。『マーケティングは正直
 バナナ』の原点は社会人研修なんです)

4.ふり向けば 職能10種

自らの軌跡を振り返ってみると…

必要なスキルを、その時々で
身に付けてきたように思います。

最初は、消費者調査。
そして、いつの間にか。

数えたら…、職能10種?
内容は以下の通りです。

①消費者調査(手法の混成展開)
 消費に限らず人の意識や行動の調査には
 いくつか手法があり、調査を成功させる
 には、その選択と組み合わせ方が重要。
 ベストはアンケート? インタビュー?
 観察調査が向いているかもしれません。
 全部試したので分かるんです。収集した
 データでどこまで行けるか、も。



②解析とモデル化
(心理や行動の数理的な表現)

 たくさんのデータを多様な手法で解析し
 ました。だから気づくことができます。
 どの解析法にも一長一短があるんです。
 その数理や数理的表現(例 グラフ化)
 限界を知った上で分析しないとデータを
 読み誤ります。その地平に立って初めて
 数理的なモデル(=論理の数学的表現)
 世に示すことができるのです。



③企業取材と記事執筆(日経流通新聞)
 日本経済新聞社の日経産業消費研究所
 では取材もし、新聞記事を書きました。
 おかげで、一読で解かる簡潔な文章を
 書けるようになりました。ですから、 
 簡潔を崩すことも可能に。新聞や雑誌に
 コラムが書けるのはそのお陰なのです。

 (新聞コラム、中日新聞になんと4年も。
  『売れる気配な新聞コラム』で復刻)



④仕事や競争の工学的な描写
 (システム的な分析)
 流通の実態を描写してきたので、取引や
 業務の流れをシステムとして描くことが
 できます。仕事の像をフローやリンク、
 ノード、プロセスとして工学的に表現
 できるのです。ですから業務プロセス
 改革(BPR)を提案できます。営業や
 競争の実情も同じように描くことが
 できます。ですから戦略立案が可能に
 なるのです。

(小さなお店の競争戦略も、そういうわけで。
  『パンで街を幸せに』使ってください)



⑤マーケティングのデザイン
 (そしてプランニング)
 営業や競争をシステムとして描くと
 (上記④参照)「お客様に〇〇せねば」が
 見えてきます。つまりマーケティングの
 課題(issue)が見つかります。なので、
 さっそく新しい仕事の仕方をデザイン。
 あ~でもない。こ~でもない。
 お客様のが増えるようにモガキます。
 どうすれば無理せずに実現できるかも、
 合わせて考えます。



⑥トップへ戦略提案
 (魅力と未来の提示)
 依頼され、必要と感じたら…。
 組織トップに戦略と計画を提案します。
 どうすれば社員のみなさんが納得し、
 自信をもって事に臨んでくださるか。
 その論拠と方策を添えて。言わされ。
 やらされ。これでは期待する成果を
 上げることができないので。



⑦部門語の翻訳(組織内分断の解消)
 経営革新に軋轢は付きもの。その原因の
 1つに「言葉が通じない」があります。
 他部門が何を言っているのか、さっぱり
 わからない。この現象、部署の専門化・
 大規模化が進むと起きやすくなります。
 ですから社内通訳を買って出ました。
 営業語、物流語、情報システム語、
 経営語を解るように通訳するのです。
 



⑧シンボリックな業務の創出
(効果的なマイルストーンの建立)
 新しいチャレンジには不安が付きもの。
 順調でも些細な事で確信は揺らぎます。
 ですから、みんなで成功の予感を指差し
 確認できる何かが必要になります。
 その何かを日常業務として仕事の中に
 埋め込みました。成功の予感って、
 資料化して配っても机の中で眠るだけ。
 つい触れちゃう!が大切なんです。



⑨社内コミュニケーションの勃興
(組織内融合の促進)
 改革は必ずと言っていいほど、 誤解や
 不満、認識の齟齬を生み出します。
 そして、その多くは表面に出ません。
 組織は一見、順風満帆。しかし実情は
 面従腹背。無関心。忘却。このリスクを
 みなさんが正々堂々と議論できる環境を
 作ることで消し去りました。熱くなって
 いいのです。熱さはエナジーです。

  注)話をさせ気分を楽にさせ融和を促し
    巧みに誘導する、あのコーチングや
    ファシリテートとは全くの別物です。



⑩「現実→論理」に徹する講義
(大学でも、社会人向けでも)
 今まで記した①~⑨の経験は、わたしに
 「現実→論理」な学びを提供する力を
 授けてくれました。「今、起きている
 現実に対し、知見をどう生かすか。
 知見って学問だけじゃないよぉ〜」を
 当然とする学び。たとえば童話や絵から
 たくさんのインスピレーションをもらう
 学び。この感性を生かし続けています。



以上、職能10種のあらましでした。


ではなぜ、こうした職能が
現在のストーリー執筆に
向かったのでしょう?

次は、その話です!

5.2016年 ストーリーへ

2002年から2015年まで
戦略コンサルティングをして…。

痛感しました。
戦略の主役って、
CEOでも役員でもなく、
第一線で奮闘する方々だと。

どんな素晴らしい戦略でも、
あのステキな方々( )が
必要を感じない限り、
戦略って不能に陥っちゃうんです。

強要は無理。
重要なのは理解と納得。
戦略の説明と成否の議論が不可欠。

ですから現場に通いました。
たくさんの声を聞きました。
現場の意見をCEOに伝え、
軌道修正をお願いしました。

すると、すべてが変わり始めます。

その過程で、わたしは…

・どんな事も丁寧に説明すれば
 理解していただける。

・理解いただけた戦略や戦術は
 その人の得意技になる。

・伝えられるか?で結果は変わる。

を思い知りました。

そして、
わかりやすく伝えるって、
すごいな!

と思いました。


で、考えたのです。

わかりやすく伝える事で、
世のたくさんの人に
ご自身の隠れた才能を
自覚していただけたら!

そうしたら、なんか
すごく良いことが起こりそう。

わかりやすく伝える機会が
増えないかな。

何をどう伝えれば…は実証済みだし、
お客様についてなら
成功への確度も見通せます。

それは
わたしのコンサルティング
そのものでしたから。

ですから方法はわかっています。
すると残る課題は?

コンサルティングでした。

戦略コンサルティングは結局、
人を敵か味方に分けます。そして、
「敵に塩を送る」は難しくなります。
(クライアントのライバル社の社員に気づきを
 与える行為は利敵行為になるのです)


ですから、わたしが
コンサルティングを続けるなら、
この問題は他の人に託す以外に
道はありません。

どうしようかな?

悩みました。そして、
コンサルティングを
卒業することに決めました。

以下は、
そのとき思い浮べた先達の言葉です。

Everything you can imagine is real.
   画家パブロ・ピカソさんの言葉

Every day is a new day.
   E.M.ヘミングウェイさんの小説
   『老人と海』より


I'm not into
the whole external beauty thing.
Because it doesn't last.

  ラッセ・ハルストレム監督の映画
  『ギルバート・グレイプ』より


If I couldn't ever be gentle,
I wouldn't deserve to be alive.

  レイモンド・チャンドラーさんの
   小説『プレイ・バック』より


When one door is closed,
don't you know other is open?

   ボブ・マーリィさんが歌う
 『Coming from the coldより


All it takes is courage,
imagination… and a little dough.

   喜劇王チャップリンさんの
   映画『ライムライト』より

こんな言葉に押されて
お客様について
「わかりやすく伝える」が
始まりました。

2016年の話です。

6.書くにあたって 憧れなど

さぁこれからは
「わかりやすく伝える」
に専念するぞ。

多くの人に広く伝えたいので、
某に与するコンサルティングは卒業。
宣としてブリッジQは閉じたし、

この先、どうなるか分からないけど、
とりあえず伝えたいことを物語的に
書いてみるって所から動き出そう。

そうだな書くか。物語でも書くか。
マーケティング・ストーリー。
矢嶋が書くんだ。矢嶋ストーリーって
旗を揚げてみようかな。

で、揚げちゃいまして、書き始めて。
いきなり売れない作家状態。
以来、大事にしていることが
3つばかりあるんです。1つは、

チャンスはみんなに 

そう思って書いています。
出自、金、学歴。
つまらぬ、つまらぬ。

そういう壁でチャンスが偏るとき、
(例 私立の医大の学費が4000万とか…)
自分で自分をあきらめるとき、
すべてが馬鹿らしくなってきます。
社会は停滞し、国は衰えます。

それ、無くしたい。
「わかりやすく」をすべての人へ。

2つめが、
当人を想って 

どんな人にも事情があって。
現状から新しい一歩を踏み出す。

その地平をいつも想おう。

忙しくて、お金もなくて、
学校なんか行く余裕がなくて、
知りたいことが何なのか、
何と呼ばれているか、も
ぜんぜん分からなくって。

でも知りたい。気づきたい。
できることなら学んでみたい。

そのお気持ちに応えたい。

3つめが、
さっさと実行 

必要と思うから決めたんだろ。
待つ時間とか理由とかある?

ビジネスとして成り立つ?
成り立たなくても覚悟の上。

さぁ、始めよう。
多くの人が待っているはず。

待ってなくてもいいじゃない。
そんな計算、していたの?

できるなら、できることから
さっさとやりなよ。

一人で身軽になったんでしょ。
誰かに遠慮する事もないんでしょ。  

はい。その通り。

ですから、さっさと実行します。

知りたい人が、学びたい人が
必要なことを気軽に手にできるよう。

そこはブレずに。そう思っています。


ですから、次の人々に憧れます。

実践の範 売茶翁(柴山元昭)さん
江戸時代の禅僧。知を広めようと
住職の地位を捨て、京で路傍カフェ。
少しの茶代で、心を洗って。
(こんな人! →


行動の範 マルク・ブロックさん
フランスの歴史学者。ナチスと戦う
ためにパルチザンに参加し戦死。
この人の知は行動のために。
著書『奇妙な敗北』は凄い迫力!


型破りの範 ねじめ正一さん
小説やエッセイ、民芸店が有名ですが
この人の凄さは詩。処女詩集で見せた
方形の、文字詰め詰め、ぶっ飛んで、
鮮明な超描写。すげー。すげぇ。


美の範 マックス・ウォルドマンさん
写真家。人間をすさまじく、美しく
フィルムに遺す人。バレエダンサーを
撮った写真集『On Dance』は究極。
ただただ美しい。素晴らしい仕事。


説明の範 レオ・レオニさん
絵本作家。難しいテーマをシンプルに
感動的に描く人。『フレデリック』は
最高のお手本。読むたびに、伝え方の
未熟を痛感。すこしでも近づけたら。



ということで、苦悶と逡巡の日々。

2025年4月、それでも当初予定した
15冊の電子書籍を世に出し、

でも、絵が下手で、絵の力を
生かすことはままならず。

下手で、ちょこちょこ練習。

イラストも少しずつ。
次は、そんなお話です。
悪あがき?

7.表現の練習 イラスト集

恥ずかしながら、ちょこまかと
言葉で表せない世界、
どうする?になって…

明るい青で太く丸く書かれた「ようこそ」の字の下に、1本の木が描いてあります。ジャイアント・セコイア(セコイアオスギ、レッドウッド)のようにまっすぐ伸びた幹。幹の上には葉っぱがいっぱい。幹はオレンジ色がっかた茶色、葉の部分は鮮やかな緑色で塗りつぶしてあります。幹の根本の右側にゲジゲジあんぱんのような謎の生物が手を振っています。このイラストは矢嶋剛 Takeshi Yajimaが2008年に描きました。
イラストレータに触れ始めた頃
2008年の作。ブリッジQの
公式サイト1号に採用。タイトル
「ようこそ」。でもどんなサイト
だったか、全く覚えていません!
コバルトブルーの海に浮かぶ小さい島。東に湾になっていて砂浜があります。湾の外に水色の帆を貼った木の船が見えます。ゲジゲジあんぱんのような謎の生物が船の中でお昼寝中です。同じ生物2匹が島の南にある広場で焚き火をしています。島の北部には丘があり、その頂にはピンク色の、に,っこり顔の別の生物がいます。その傍にはオレンジ色の小旗がはためいています。なんとも不思議な、そして楽しそうな小島です。
この小島のイラストは矢嶋剛 Takeshi Yajimaが2009年に描きました。
タイトル「Pictorial Island」
(ピクトリアル島)。2009年。
南の小さな島。何かありそう。
謎の生物、あちらこちらに。 
ピンク色のにっこり顔の別の生物が新聞や雑誌を売るニュース・スタンドの店員をしています。屋根がテントの露店で、屋根にはNew York Times の題字のような字体で「Thank you for Reading Corner Kick!」と書いてあります。売店に置いてある新聞や雑誌には1から順に49の数字が振ってあります。1つだけ最終回と書かれています。いくつかの新聞や雑誌が風に飛ばされていますが、店員さんはなぜか笑顔です。このニュース・スタンドのイラストは矢嶋剛 Takeshi Yajimaが2009年に描きました。
タイトル「ニュース・スタンド」
(2009年)。の島の謎の生物に
店員さんをお願いしました。名は
のっぺりだそう。かわいいので、
本の表紙もお願いしました。→
明るい緑の丘の上で、黒い線だけで描かれた3人の人が踊っています。真ん中の人は両手と左膝をあげてかなり高くジャンプしています。左の人は右の手のひらを腰にあてがいながら左手を上に伸ばしてマイケル・ジャクソンのようなポーズを決めています。右の人はシックな水色の布を両手でまっすぐ持ち上げたまま、左足をラインダンスをしているかのように高く上げています。3人それぞれが楽しそうに踊っているのです。このダンスなイラストは矢嶋剛 Takeshi Yajimaが2012年に描きました。
タイトルは「dance」。テーマは
人の躍動。2012年。この頃は
「線の人」をよく描きました。 
こちらも後に本の表紙に。→
いたずら書きのような黒い線で、後ろから見た右手が描かれています。その右手は「さよなら」と手を振っているように見えます。「行かないで」と引き留めようとしているようにも見えます。その手の奥、つまり手の先にはワイングラスが描かれてます。同じ黒い線で描かれたワイングラスですが、グラスの中の赤ワインだけはワインレッドで塗りつぶされています。右の手の左隣には手書き風の字体で「さよなら、ミュール」と書かれています。このイラストは矢嶋剛 Takeshi Yajimaが2014年に描きました。
2014年の作。愛飲ワインが販売
中止。ありがとうの気持ちを
こめて描きました。タイトルは
「さよなら ミュール」。   
(後に再発売。よかった!)  

今も時々。練習の日々。
 (以後の…はblogにちょっと →

8.おまけです

わたしの好きとか、苦手とか。

あの… 最初に断っておきますが、
詰まらなくとも、ご勘弁を。


好き
  柴犬の笑顔
  でっかい景色
  気の置けない焼き鳥屋さん
  夏のスイカ(玉買いします)

新鮮なスイカの写真です。玉買いした立派なスイカを縦に包丁で2つに割って、その切った部分を写真に撮りました。ヘタのとこから3分の2の高さの部分が写っています。皮の緑と白が鮮やかです。赤い実はおいしそうです。スイカの黒い種が輝くように上から下へ曲線を描くように並んでいます。

苦手かも
  威張ろうとする気持ち
  色紙でいっぱいのお店


ときどき
  驚きたくて、美術館
  新しい一皿(料理)
  風に吹かれに (遠くは無理)

自転車の写真です。オレンジ色の自転車が2本の木の前に停めてあります。シティサイクルと呼ばれるタイプの自転車です。2本の木の向こうには白く塗られた柵があり、その柵の向こうには海が見えます。柵の左端の奥には船が見えます。撮影場所は横浜市の山下公園です。天気がよかったので家から山下公園までサイクリングしたんです。

趣味
  岩本町三丁目町会
   神田岩本町と岩本町三丁目の歴史を
   綴った町会の史書『岩三史』も編み
   ました。国立国会図書館🔗 と
   千代田区立図書館🔗 で読めます。

したいこと…
  フルマラソン(1989年以来)
  スケッチ旅行

以上 こんなヤツでした(笑)